ダーツ

ダーツのプロ…?試験…?

世間一般の方からするとダーツにプロがあるという事についての認知は低いと思われます。

思われると言うか…大半の人はダーツにプロがあるのを知りません。

と言うわけで…「ダーツのプロって何?」って聞かれた時の為に

今日はダーツのプロ団体と、その試験内容について書いてみようと思います。

プロになる為の条件

プロとアマチュアの違い、それは

プロライセンスを所持しているかどうか?

その1点です。(プロとしての行動ガー、態度ガーって言うのは省きます。)

プロライセンスを所持して、初めてプロツアーに参戦出来ます。

プロライセンスを取る為の条件って何?

18歳以上(高校生不可)であれば受験資格があります。

日本に住んでいる方なら基本的には大丈夫だと思われますが、細かい事は後述する

受験しようとしている団体の規定をよく読んでみて下さい。

PERFECTとJAPAN

日本には、二つのプロ団体があります。

一つが私の所属する

SOFT DARTS PRO TOURNAMENT 「PERFECT」

もう一つが

SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN

この二つです。

どう違うのかと言うと、大きく違う点は

  • 使っているゲームマシン

PERFECT

フェニックスダーツジャパン株式会社製ダーツマシン PHOENIX シリーズ

JAPAN

DARTSLIVE社製 DARTSLIVE2EX筐体およびDARTSLIVE3筐体

  • 大会進行のゲームルール

ルールについては、それぞれ受験しようとする団体のHPの協議規定を確認してみて下さい。

また別で記事にしようとは思いますw

とりあえず、この2点です。

それぞれの団体の試験の違いはと言うと

実技試験 男子

PERFECT

  • 501(8スロー 24ダーツ以内・ダブルアウト)

ブルセパレート(アウターブル25点・インナーブル50点)

5レグ中、1レグクリアで合格

JAPAN

  • SHOOT OUT 5500点以上
  • 701 (セパレートブル・Open In/Master Out)
    7ラウンド以内フィニッシュを2回
  • CRICKET COUNT UP スタッツ5.1以上を2回

実技試験 女子

PERFECT

  • 701(10スロー 30ダーツ以内・マスターアウト)

5レグ中、1レグクリアで合格

※女子はブルセパレートではありません。

JAPAN

  • SHOOT OUT 4500点以上
  • 501 (Open In/Master Out)
    6ラウンド以内フィニッシュを2回
  • CRICKET COUNT UP スタッツ3.5以上を2回

筆記試験 男女共通

PERFECT

  • ダーツの基礎知識

100点満点中、70点以上合格

穴埋め

キーワードを使用してルールを説明する問題が1~2題

選択論述2題

論述は、びっしり埋めましょう!

JAPAN

  • SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN規定から出題

50点満点中、45点以上合格

どちらの団体も、競技規定の最初のページから最後のページまでの中からみっちり出ますので

隅々まで目を通して下さい。

試験環境

PERFECT

年に何度か開催される、プロ試験に応募をして指定の試験会場での受験となります。

色々な資格試験と同じイメージです。

実技試験中は私語厳禁、ピリピリした空気が会場を包んでいます。

試験の前には、理事長から

プロとしての心構えについて

お話しして頂けます。

プロになる前に聞いておいた方が良いです。

実技のみ、筆記のみ合格された方は、もう片方のみの受験が可能です。

JAPAN

プロテストを行っている店舗にて、開催されているタイミングで受験を行います。

どちらの店舗で試験を行うかは、JAPAN公式サイトを参照の事。

実技のみ、筆記のみのお店もあるそうなのでご注意を

筆記においては、大会の前日に大会会場または、会場近辺にて受験が可能です。

一日で合格出来なくても、別の開催日に続きから受験できます。

普段ダーツを投げているのと同じ環境で受験できるのは大きなアドバンテージですね。

受験費用

PERFECT

  • 10,000円
  • ※筆記試験・実技試験のどちらか一方を再受験する場合:5,000円

JAPAN

  • 実技:時価(ゲーム代のみ)

全て一発合格すれば、三桁円で実技は終わります。

  • 筆記:3,000円

終わりに

一般的にJAPANの方が試験は難しいと言われていますが

普段と同じ環境で投げられるのと

ピリッとしたダーツの刺さる音と筐体の音のみの環境で試験をする

どちらが良いかは、受験される方の判断で良いと思います。

ちなみに…

筆記においては、穴埋め、ルール説明、論述と幅広く聞かれるPERFECTの方が難しいと思われます。

こんな所でしょうか?

これで、知らない人に聞かれてもばっちりですね

え?全然ばっちりじゃない…?

大会の違い等は、また別の機会に記事にしますので、今日はこんなところでw

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA