長くなってしまって二つに分けた、セミナーが始まってからの内容です。
何をしたか知りたいだけの方は、こちらの記事から読めばわかると思います。
このページの中身
基礎編 14:00~16:00
セミナーが始まると、まずは講師の先生方の挨拶があり、その後セミナーが始まります。
5ポイント理論 ~4スタンス理論を活かす前の基礎~
4タイプの動かし方をする前に共通している 「寝る」「座る」「立つ」「歩く」「持つ」といった基本動作について、言葉だけでなく、ホワイトボードを使い、図説等も合わせて丁寧に真っ直ぐ立つということがどういう事なのかを教わりました。
身体の中心に軸を通して立つ事により、安定感が何倍にも増します。
その軸を通すということはどういう事なのか?具体的に身体のどの部分を意識して立てば良いのか?
座学的な説明が30分程あり、次は実践に移りました。
とても簡潔に纏めると
「土踏まずの上に頭を乗せるイメージで身体を固めずに骨を重ねて垂直に立つ。」
といった感じす。
座るという事に対しても、正しく座るとは何か?そして、タイプによって初動の際に動くパーツが異なっていたり、正座をする際も、楽に座る事の出来る動きが異なっていたりと、興味が尽きる事がありませんでした。
二つ折りにした、バスタオルの上に立ち、パートナーとなった方に引っ張ってもらい、何となく立っているのときちんと軸を通して立っているのを比べてみると段違いの差があり、普通に立っていた場合だと引っ張られた瞬間によろめいてしまうのに対し、軸を通して立った場合、ほぼよろめく事無く真っ直ぐ立ち続けることができました。
私の他の参加者の方々も、ちょっとした事で変わる身体のバランス感覚に驚きを隠せないようでした。
応用編 16:30〜18:30
一旦の休憩を挟み後半からはいよいよ応用編で、さらに突っ込んだ話になっていきました。
4スタンス理論 〜5ポイント理論を活かす身体の動かし方〜
とは言え、特殊な事をする訳ではなく、前半から繋がった話しになり、各タイプによっての身体の安定のさせ方には違いがあり、それぞれのタイプに合わせた頭から足の裏までを安定させる為のルーティーン(?)と、より一層安定させる為にはどうしたら良いのか?について、ヨガマットの上で身体を実際に動かしながら学んでいきました。
また身体の硬い人には、椅子を使ったやり方もあり、講師の先生がマンツーマンで指導されていました…マンツーマンで教わる事が出来るなら、そっちの方が得なんじゃないかと少し思っていたのは内緒の話ですw
話の序盤で早々に言われて衝撃だったセリフがあります。
「ストレッチをすると身体は固くなる」
なんじゃそりゃって感じだと思いますが、グッと力を入れて筋肉を伸ばそうとする動きは、脳的には異常事態だから、その動きを止めようと脳はブレーキをかける…あー…言われてみればそんな気もする…と納得してしまいました。
普段のイメージで真っすぐ立っているというのは背筋を伸ばして胸を張って立っている状態だと思っていました、ですがそれは正しいとは言えず、力を緩めた状態にする事が大切だと教わりました。
猫背では無く、緩める。この違いと、満員電車で吊革に捕まり立っていると眠くなる状態が近い気がしながら説明を聞いていました。
尚更なんじゃそりゃですよね?気にしないで下さい、私のイメージです。
ところで、身体を動かす最初はどの姿勢だと思いますか?
普段私たちは、立ったり座ったりを繰り返していますが、姿勢を正す一番最初の動きとは?
座っていることが多いから座った状態でしょうか?それとも、立っている状態でしょうか?
答えは「寝る」
横になっている所から、座り、立つ…そして、また座り、寝る。
普段、特に意識をしないで身体を動かしていると出来ている気になってしまいます
寝る→起き上がり長座になる→正座をする→立ち上がる→正座をする→長座になる→寝る
この一連の動きを手を床に付かずに行うのは、割と難しく苦戦をされている方も散見されました。それでもセミナーが終わる頃には、皆が一様に出来るようになっていました。
実は、私は最初から手を使わずに出来ていたなんて言えない
途中にある長座の体勢…あ、足を伸ばして座っている状態の事です。
この体勢一つとっても、上体を逸らし後ろに手を突かないと身体を支持出来なかった人も、終わる頃には普通に座る事が出来るようになっていました。
その後、普段から行った方が良いルーティンワークを教わり、ここでも、驚く事がありまして
ヨガマットの上でルーティン的な動きを始めたばかりの時から、そこそこ出来るようになっていたつもりだったのですが、実はまだ身体が硬く(最初自覚無し)数回続けていく間に、身体が柔らかくなりましたw
講師の先生は、「身体がちゃんと入る状態」といった言われ方をしていました。
いやー面白いですねwこんな短時間で変わるものなんですねぇ…
終わりに
具体的なやってみた事や教わった事も書こうと思えば書く事は出来、むしろセミナー受ける前は、受講した事を全て書いてやろうと思って望んだのですが、実際に受講してみて、これは下手に1回や2回やっただけでそれっぽい事を書いて
まかり間違って、変な試し方をする人が出てしまったら、色々と(その人にとって)不都合が生じる可能性が高いと思ったので、ふんわりとした概要のみを書いています。
興味を持たれた方は、全国にトレーナー資格を持たれている方が居ますので、そちらに問い合わせて、ちゃんと見る事が出来る方の元で指導を受けることを強くお薦めします。
受講してみると、幼少時からした事のある「前へならえ」すら間違っている上に、正しい動きを教える事が出来る教師が居ないという事にも気が付かされます。
http://www.reash-project.net/?s=09
Tarpanさんは何タイプ?〜自己判断の危険性〜
何故、ちゃんとした方に見てもらった方が良いと思ったかと言うと、私自身のタイプが自己診断で思っていたタイプと違ったからです。
私が聞きかじったやり方だと
指先の方で物を持つ人はAタイプ
手の平の方で物を持つ人はBタイプ
親指側で物を持つ人は1タイプ
小指側で物を持つ人は2タイプ
って事は私はA2だ!
めちゃくちゃざっくり書くとそんな風に思っていたのですが
残念B2でしたw
ちゃんと見てもらうまではなるべく気にしないようにしていようと思っていたのですが、それとなく耳から入ってくる情報だと、こんな感じが良いらしい…と、半分くらい無意識にA2タイプの動きをしていたようです。(セミナーで質問してA2タイプの動きだと判明)
全然意識したつもりは無かったんですけどねぇ…
自己診断と実際は違う事が多々あるという事は聞いていましたが、よもや自分も診断と違うとは…
調べた時は結構真面目に自己診断したので、違うと分かった時(セミナー開始10分)は衝撃でした。
その経験から、自己診断は絶対に止めた方が良いと感じました。
自分が違うと気付かされた際に、この動きでは何がどうしてダメなのかを質問した際、先生の前で実際に行ってみた所、今までしていた動きだと簡単にバランスが崩れたのに対し、自分のタイプに合わせて教わった動きをするとよろめかなくなり、一目瞭然の違いに今までやっていた事は何だったんだろうと軽めのショックを受けましたw
今までその動きで崩れていたのが持ち直していたのはいったいなんだったのでしょう…先生曰く
「4スタンス関係なく、ご自身の技術で入れていたんだと思います」
何この先生、格好いい。
こんな感じで、もし間違うと二度手間では済まず修正に大きく時間を使うどころか、そのまま崩れてしまう危険性まであります。
重ね重ねになりますが、興味がある方はちゃんとしたトレーナーの方に一度みてもらいましょう!